近年、ランドセルの価格は高騰していると言われています。「ランドセルの価格は高すぎる」と感じている方も少なくありませんが、ランドセルの価格が高騰している理由や、そのランドセルが価格見合っているかを見極めるためのポイントを知ることで納得のいくランドセル選びが可能になります。

ランドセルの価格差は、素材や製造方法、ブランド、機能性などさまざまな要因によって生じます。本記事では、ランドセルの価格高騰の背景や、高い理由、安く買う方法について解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、お子さまにぴったりのランドセルを選ぶための参考にしてください。

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ランドセルの平均価格と価格推移

ランドセルの価格は年々上昇傾向にあります。ランドセル工業会が実施した調査結果によると、2024年の平均購入価格は約59,138円となり、前年の58,524円と比べてさらに値上がりしました。参考として、2018年の平均購入価格は約51,300円であり、6年間で約8,000円の上昇が見られます。

価格帯の分布

65,000円以上のランドセルを購入した人が最も多く、全体の37.6%を占めています。さらに、55,000円以上の価格帯を選んだ人は全体の半数以上となり、ランドセルの高価格化が進んでいることがわかります。

ランドセル高価格化の背景には原材料費の高騰や機能性の向上、デザインの多様化があり、今後も価格の変動に注目が集まりそうです。以下では、ランドセルが高額になる理由について解説していきます。

ランドセルが高額になる理由

ランドセルが高額になる主な理由としては、以下のことが挙げられます。

  • 高品質な素材を使用
  • 耐久性を重視した設計
  • 背負いやすさのための工夫
  • 製造コストと広告費の増加

① 高品質な素材を使用

ランドセルには、高級感や耐久性を重視した素材が使用されています。特に天然皮革の牛革やコードバンは、美しい風合いと高い耐久性を兼ね備えており、価格が高くなる要因となっています。

一方、軽量で防水性に優れている人工皮革(クラリーノ®など)などは天然皮革と比較すると安くなる傾向がありますが、機能性が高いモデルになれば人工皮革でも価格が上昇する傾向にあります。

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② 耐久性を重視した設計

6年間使用するランドセルは、通常の鞄と比較して、高い耐久性が求められます。そのため、頑丈な構造に加え、柔軟な形状や補強材を採用し、傷がつきにくい加工を施しています。

例えば、大手ランドセルメーカーの試験では、80kgの負荷に耐えられる強度試験をクリアした製品もあり、耐久性の高さが保証されたものが多いです。

③ 背負いやすさのための工夫

背負いやすさを向上させるため、ランドセルには様々な工夫が施されています。

例えば、背中の動きにフィットする肩ベルトの構造が取り入れられ、成長に対応できる仕様になっていることも。また、軽量化技術の進化や、樹脂パーツの採用によって重量が抑えられ、肩や背中への負担が軽減されています

このような、子どもの成長を考えた工夫がランドセルにはたくさん施されています。

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④ 製造コストと広告費の増加

ランドセルの製造には、多くの工程が必要です。例えば、1つのランドセルを完成させるのに、多くの職人が関わりながら、いくつもの手作業工程を経る必要があります。また、近年の物価高や原材料費の高騰もランドセル価格の上昇に大きく影響を与えています。革や金具、樹脂素材の価格が上がり、製造コストが増加しているため、販売価格にも反映されざるを得ない状況です。

その他に、大手メーカーを中心に競争が激しい業界となっており、業界内での広告費の増加もランドセル価格の高騰に影響していると言えるでしょう。

価格帯別のランドセルの違い

ここからはあくまでも一般論ではなりますが、ランドセルのそれぞれの価格帯について、特徴や違いを解説していきます。

1~2万円

1~2万円のランドセルは、各社のランドセルの中でも最安の価格帯です。

この価格帯のランドセルは、主に大手ネット通販サイトを中心に販売されており、海外製のものが多く、高価格帯のランドセルと比較すると耐久性に不安がある場合もあり、保証が不十分なケースも見られます

コストを抑えたモデルが中心で、メーカーが不明な製品(ノーブランド品)も多いです。軽量タイプやランリュックタイプのランドセルも、この価格帯が多いです。価格を抑えつつ機能性を重視する家庭に選ばれています。

素材や製造元、保証内容を確認し、6年間の使用に耐えられるかを慎重に判断することが大切です。

3~4万円

3~4万円のランドセルは、国内メーカーのシンプルなモデルが多く、元々は6~7万円代だったランドセルのアウトレット品や、型落ち品として販売されているパターンも多いです。

高価格帯のモデルに比べると、細部の仕上げや機能性がやや簡素な場合もありますが、基本的な機能を備えながらも、コストパフォーマンスに優れた選択肢が揃っています。

5~7万円(主流価格帯)

5~7万円のランドセルは、機能性やデザイン性のバランスが取れたモデルが豊富です。耐久性、背負いやすさ、収納力など、低価格帯の製品と比較すると全体的にクオリティが向上し、多くの家庭で選ばれる価格帯となっています。

この価格帯では主に人工皮革や牛革などが使われており、耐久性や機能性に優れたモデルが多い点が特徴です。背負いやすさや安全性を考慮した工夫が施された製品も多く、6年間の使用に十分耐えられる品質を持っています。

多くのメーカーが、この価格帯で製品を販売していることも認識しておくとよいでしょう。

8万円以上

8万円以上のランドセルは、一般的に高級モデルと分類されます。牛革やコードバンが使用されており、高級ブランドや限定モデルも多く展開される価格帯です。

デザインの高級感や耐久性が特徴で、特別感のあるランドセルを求める家庭に人気があります。

一方で、天然皮革のため重さが増す傾向があり、お子さまの体格や通学環境によってはそれが負担となるケースもあるため、慎重な決断が必要です。

ランドセルを安く買う方法

高価なランドセルでも、安く購入する方法はいくつかあります。主に、以下の方法で高価なランドセルでも費用を抑えて購入することが可能です。

  • 早期購入割引を活用する
  • アウトレット・型落ちモデルを狙う
  • 祖父母に相談して支援を受ける

① 早期購入割引を活用する

春から夏にかけて「早期購入割引」を実施している大手メーカーもあり、10%程度の割引が適用されることも珍しくありません。早期購入のメリットは、人気のカラーやデザインが豊富なうちに選べる点にあります。
※人気の工房系メーカー等では、早期購入割引を実施していないメーカーが多いです。

早期購入割引で購入する際は、成長を見越してサイズを決めることが重要です。子どもの体型や通学環境に合ったランドセルを慎重に選びつつ、割引を活用することでお得に購入できるチャンスを逃さないようにしましょう。

② アウトレット・型落ちモデルを狙う

冬に近づくと在庫処分セールが始まり、最大50%OFFで販売されるランドセルもあります。また、前年度のモデルがアウトレット品としてセール価格で提供されるケースも少なくありません。

アウトレット品や型落ちモデルのメリットは、コストパフォーマンスの高さです。最新モデルと比べても機能面で大きな違いがない場合が多く、少しでも安く購入したい家庭には魅力的な選択肢となります。

ただし、人気カラーや定番モデルは早期に売り切れる可能性が高いため、購入を検討している場合はこまめにチェックすることが大切です。

③ 祖父母に相談して支援を受ける

ランドセルの購入は、最終的に祖父母が資金を負担するケースが多いと言われています。しかし、祖父母世代が持つランドセルの価格相場と、現在の市場価格には大きなギャップがあることがよくあります。

価格に関する認識の違いを埋めるためにも、最新の相場や機能性を事前に共有することが重要です。特に、近年は軽量化や背負いやすさの向上、防水・防汚加工といった機能が充実しています。このように、価格が上がっている背景を理解してもらうことで、スムーズに購入相談が進められるでしょう。

また、祖父母が購入したいブランドと、両親が購入したいブランド、子どもが購入したいブランドで意見が割れる場合もあります。そのような場合、どうやって決定するかも十分に祖父母と話し合っておくとよいでしょう。

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「高すぎる」ランドセルは本当に必要か?

ランドセルの価格が年々上昇している中で、「こんなに高いものを本当に買う必要があるのか?」と疑問を持つご家庭も少なくありません。しかし、価格だけで判断するのではなく、本当に子どもにとって必要な機能を優先して選ぶことが大切です。

高級モデルが必ずしも快適とは限りません。見た目やブランドの印象だけで選ぶと、実際の使い勝手と合わないこともあります。大切なのは「 6年間しっかり使えるかどうか」という点です。耐久性や背負いやすさ、安全性を考慮し、子どもが快適に使い続けられるランドセルを選ぶようにしましょう。

特に、最近のランドセルは軽量化が進み、肩や腰への負担を減らす設計がされています。デザインやブランドにこだわるよりも、通学の負担を軽減し、長期間にわたって快適に使えるかを重視しましょう。

確かな知識でランドセルの価格を見極めよう

ランドセルの価格は年々上昇傾向にありますが、高価格=無駄遣いと考えるのではなく、 価格と機能のバランスを見極めることが大切です。

現在の主流価格帯は6万円前後で、この価格帯は耐久性や背負いやすさ、防水性などがバランスよく備わったモデルが多く販売されています。「高すぎる」と感じる場合、賢く購入するためには、 早期割引や型落ちセールを活用することがポイントです。また、オプション機能を見直し、 必要な機能だけに絞って選ぶことでコストを抑えることができます。

ランドセル選びは、価格だけではなく、子どもの成長や通学環境を考慮することで、後悔のない選択が可能になります。

子どもの身体にやさしい「ごとうじゅうランドセル」

「ごとうじゅうランドセル」は、愛知県清須市に本社・工房を構える2025年春に誕生したランドセルブランドです。創業100年の歴史で培ってきた伝統的な縫製技術と熟練職人の技を活かし、「本当に子どもにやさしいランドセルを届けたい」という想いを込めて、高品質・高機能なランドセルを一つひとつ丁寧に仕上げています。

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