
ランドセルは子どもの成長を支える大切なアイテムです。選ぶ際の大きなポイントの1つとして、素材による違いが挙げられます。ランドセルの素材は人工皮革、牛革、コードバンのいずれかである場合がほとんどですが、それぞれに特徴とメリットがあります。
子どもに最適なランドセルを選ぶためには素材別の特徴をしっかり理解するだけでなく、使い勝手やデザイン、予算も考慮するべきです。この記事では、ランドセルの各素材の違いと選び方のポイントをご紹介します。

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ランドセル素材の基本:人工皮革、牛革、コードバンとは?

ランドセルの素材としては、人工皮革、牛革、コードバンの3つが代表的です。
人工皮革は軽量で耐久性が高く、リーズナブルな価格で人気。牛革は自然な風合いや高級感が特徴で耐久性も抜群ですが、重さや価格がやや高めです。コードバンは非常に美しい光沢と強度を誇り、高級ランドセルに使われることが多いですが、さらに高価で重さもあります。
それぞれに特徴があり、使用感や予算に合わせて選ぶことが重要です。
人工皮革ランドセルの特徴

ランドセルの素材には「本革」と「人工皮革」の2種類があります。本革には牛革やコードバン(馬のお尻の革)、豚革も使われますが、豚革はかぶせの裏側に使用されることが多いです。
人工皮革の代表的な素材として挙げられるのがクラリーノ®。株式会社クラレが製造した世界初の人工皮革です。クラリーノ®はランドセル以外にも、靴やカバン、スポーツ用品、ジャケット、ソファなど幅広い製品に使用されています。
人工皮革(クラリーノ®)ランドセル一覧
人工皮革ランドセルのメリット・デメリット
ここからは、人工皮革のメリットとデメリットをまとめています。
人工皮革ランドセルのメリット
人工皮革は軽量であることが大きな魅力です。人工皮革製のランドセルは約1~1.2キロと本革に比べてかなり軽く、身体が小さい子どもでも負担なく背負うことができます。
さらに、人工皮革は染色しやすい素材であるため、カラーバリエーションが豊富なのも魅力。ピンクやブルー、パール感のあるカラーなど多様な選択肢があり、子どもも満足できるデザインが揃っているメーカーが多いです。
価格面でも大きなメリットがあります。人工皮革は本革ランドセルに比べて安価であり、4.5~6.5万円ほどで購入可能なことが多いです。高品質かつコストパフォーマンスに優れた選択肢として人気の素材です。
人工皮革ランドセルのデメリット
メリットの多い人工皮革ですが、デメリットにも留意しておきましょう。
密度の高い牛革やコードバンに比べると強度は下がります。とはいっても、国産の人工皮革ランドセルは6年間使用に耐える耐久性を持っているため、過度に気にする必要はありません。
また、牛革やコードバンのランドセルを使い込むことで出てくる風合いや革製品独特の味は、人工皮革では得られないもの。しかし、人工皮革ならではのツルツルした表面は子どもに人気であり、手入れのしやすさも魅力です。
牛革ランドセルの特徴

昨今、ランドセルの素材は軽量で手入れしやすい人工皮革のコードレやフィルエル、クラリーノ®などが主流だとされています。しかし、人工皮革が普及する以前は、耐久性と風合いが魅力の牛革がランドセルの定番素材でした。
牛革は現在も天然皮革の中で特に人気が高く、各メーカーが毎年多くのモデルを展開しています。伝統的で高品質なランドセルを求める方に長く支持されている素材です。
牛革ランドセル一覧
牛革ランドセルのメリット・デメリット
ここからは牛革ランドセルのメリットとデメリットについて解説していきます。
牛革ランドセルのメリット
牛革ランドセルは、耐久性と高級感が大きな魅力です。丈夫で型崩れしにくいため、6年間の使用にも耐えられます。自然素材ならではの柔らかな手触りと風合いは、子どもたちに安心感を与えてくれるでしょう。
背あてに牛革を使っているランドセルは通気性にも優れており、汗をかきやすい季節でも快適に背負えるのも強み。使用するほど革特有の経年変化が楽しめる点も魅力で、愛着が湧きやすいでしょう。カラーやデザインのバリエーションが豊富で、子どもが個性を表現しやすいこともポイントです。
牛革ランドセルのデメリット
牛革ランドセルのデメリットとしては、まず価格が高い点が挙げられます。人工皮革製品と比べてコストがかかり、家庭によっては予算オーバーとなってしまう可能性も。
加えて、牛革ランドセルは軽量化されたものでも1,300g前後の重量があり、子どもの学年や体格によっては背負うのが負担になることも。
教科書の量が増える、タブレット端末を持ち歩かなければならないといった背景もあり、子どもが背負うランドセルはどんどん重くなる傾向にあります。耐久性や見た目だけでなく、子どもが快適に使用できるかどうかも慎重に判断する必要があるといえるでしょう。
コードバンランドセルの特徴

コードバンは、馬の臀部の皮膚から作られる非常に希少な革です。その中でも緻密な層だけが使用され、加工には高度な技術が必要です。
原皮を植物の渋でなめした後、職人が裏表を削り込み、緻密な層を残します。さらに、専用機械で丁寧に研磨して滑らかな表面を作り、宝石のような光沢を引き出します。圧倒的に丈夫で美しい光沢を持つコードバンは、「革のダイヤモンド」と称されるほどです。
コードバンランドセル一覧
コードバンランドセルのメリット・デメリット
ここではコードバンランドセルのメリットとデメリットについて紹介していきます。
コードバンランドセルのメリット
コードバンランドセルの最大のメリットは、圧倒的な強度と高級感です。馬の革から作られるコードバンは一般の牛革よりも繊維が密で、耐久性に優れています。そのため、6年間使用しても型崩れしにくく、長期間美しさを保つことができます。
コードバン独特の光沢感は高級感を演出してくれるため、見た目の美しさも強みだといえます。カラー展開も豊富で、子どもの個性に合わせて選べる楽しさもポイントだといえるでしょう。
コードバンランドセルのデメリット
コードバンランドセルのデメリットとして、価格が非常に高い点が挙げられます。高級素材であるため、一般的な牛革や人工皮革のランドセルと比べて購入コストは大幅に上がります。
加えてかなり重く、小柄な子どもには負担になる可能性があります。さらに、天然素材であるため、製品に若干の個体差が生じて希望通りの仕上がりにならない場合がある点にも留意しておくべきです。
素材別に見る選び方のポイントとおすすめシーン

ランドセルの素材は、使用シーンや子どものニーズに応じて選ぶことが大切です。
軽さと耐久性を重視するなら人工皮革、自然な風合いと丈夫さを求めるなら牛革、そして美しい光沢と高級感を求めるならコードバンがおすすめ。また、通学距離が長い場合は軽量な人工皮革、特別感を大切にしたいならコードバン、長く使える丈夫なものを選びたいなら牛革が適しています。
予算やデザイン性も考慮して、最適なランドセルを選びましょう。
子どもにあった素材のランドセルを選ぼう

ランドセルの素材は、子どもの生活スタイルや好みに合わせて決めることが大切です。人工皮革は軽くてコストパフォーマンスに優れ、牛革は自然な風合いと丈夫さが魅力、コードバンは高級感と美しい光沢が特徴です。
それぞれの素材に利点があり、予算や子どもの成長に合わせて選ぶことが大切だといえます。子どもが長く愛用できるかどうかを十分に検討し、小学校に入学するのが楽しみになるような最適なランドセルを見つけてみてください。
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