子どもと小学校6年間を共にするランドセルは、お子さまにとって一生に一度の大きな買い物です。近年は、多種多様なランドセルが多くあるため、値段も1万円以下のものから10万円以上のものまで幅広く、どれくらいの価格が適正なのかわからないという方も多くいるでしょう。

この記事では、ランドセルの平均的な値段や人気の購入金額帯、値段別の特徴や選び方などを徹底解説しています。ランドセルの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

2026年ご入学者向けカタログ請求

ランドセルの平均的な値段は?

一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会によると、2024年のランドセルの平均的な値段は59,138円と、2023年の58,524円からわずかに上昇しました。2020年は53,600円だったことも踏まえると、原材料費、人件費、物流コスト等、社会的な物価高の影響を背景に、ランドセルの価格も年々上昇してきていることが読み取れます。

最も多い購入金額帯は「65,000円以上」

引用:https://www.randoseru.gr.jp/graph/

2024年に購入されたランドセルで最も多かった購入金額帯は「65,000円以上」(37.6%)でした。次いで、「55,000円〜65,999円」が22.5%、「40,000円〜54,999円」が17.4%と続いています。

男女差で見ると、男児向けランドセルは価格上昇が続いている一方、女児向けランドセルは前年から150円値下がりしています。

ランドセルの値段別の特徴

ランドセルは価格帯によってさまざまな特徴があります。ここでは、ランドセルの値段別の一般的な特徴を詳しく見ていきましょう。

1~2万円

1〜2万円のランドセルは、各社のランドセルの中でも最安の価格帯です。この価格帯の製品では主に人工皮革が使われており、収納力や軽量性は問題ないものの、高価格帯のランドセルと比較すると耐久性が低い可能性があります。

特に、1万円台のランドセルは海外製が多く、品質にばらつきが見られることも少なくありません。通販サイトで販売されており、メーカーが不明な製品(ノーブランド品)も多いです。購入時には、素材や製造元、保証内容を確認し、6年間の使用に耐えられるかを慎重に判断することが大切です。

また、大手量販店などから販売されている、ランリュックなどもこの価格帯に位置していることが多いです。

3~4万円

コストパフォーマンスを重視するなら、3〜4万円のランドセルがおすすめです。この価格帯の製品では主に人工皮革が使われており、軽量かつ耐久性にも優れています。

また、デザインやカラーも豊富で、お子さまの好みに合ったものを選びやすいのも嬉しいポイントといえます。

一方、高価格帯のモデルに比べると、細部の仕上げや機能性がやや簡素な場合もあります。また、上位モデルの型落ち品がアウトレット価格で販売されていることもあり、購入時には修理保証などアフターサービスの確認が必要です。

5~6万円

5〜6万円のランドセルは、最も多く購入されている価格帯で、多くの家庭に選ばれています。この価格帯の製品では主に人工皮革や牛革などが使われており、耐久性や機能性に優れたモデルが多い点が特徴です。

デザインやカラーのバリエーションが豊富であるのはもちろんのこと、背負いやすさや安全性を考慮した工夫が施された製品も多く、6年間の使用に十分耐えられる品質を持っています。さらに、多くのメーカーがこの価格帯でモデルを展開しており、選択の幅が広いことも魅力の一つです。

7~9万円

7〜9万円のランドセルは、高品質な素材と洗練されたデザインが特徴です。この価格帯の製品では主に牛革やコードバン(馬革)が使われており、職人の手作業で作られたものや限定モデルのものなども多いため、個性的なランドセルを求める方に適しています。

一方、天然皮革を使用しているため、人工皮革のランドセルと比べて重い傾向があります。購入時にはお子さまの体格や通学環境を考慮し、実際に背負ってみるなどして、負担がないかを確認した方がいいでしょう。

10万円以上

最高級の逸品を求める方には、10万円以上のランドセルがおすすめです。この価格帯の製品では主にコードバンや厳選された牛革が使われており、耐久性と美しさを兼ね備えています。

熟練の職人が手縫いや手作業で仕上げた製品も多く、細部まで丁寧に作り込まれたクオリティが魅力です。

ただし、7〜9万円のランドセルと同様、天然皮革のため重さが増す傾向があり、お子さまの体格や通学環境によってはそれが負担となるケースもあります。毎日使うものだからこそ、高級感と使いやすさのバランスを考慮した上で選ぶことが大切です。

ランドセルの値段を左右する要因とは?

ランドセルの値段を左右する要因として、以下のようなものが挙げられます。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

素材

ランドセルの値段は、使用する素材によって左右されます。人工皮革は軽量で手頃な値段が魅力ですが、天然皮革の方が耐久性や高級感に優れている傾向があります。

一方、牛革やコードバンは耐久性や質感に優れていますが、値段が高く重量が増すのが特徴です。

ランドセルの素材別比較!人工皮革・牛革・コードバンの違いと選び方

ランドセルは子どもの成長を支える大切なアイテムです。選ぶ際の大きなポイントの1つとして、素材による違いが挙げられます。ランドセルの素材は人工皮革、牛革、コードバンのいずれかである場合がほとんどですが、それぞれに特徴とメリットがあります。 子どもに最適なランドセルを選ぶためには素材別の特徴をしっかり理…

ブランド

ブランドも、ランドセルの値段を左右する要因の一つです。有名ブランドや老舗メーカーの製品は品質やデザインに優れ、アフターサービスも充実しているため、値段が高めに設定される傾向があります。

一方、量販店のオリジナルブランドなどは、コストパフォーマンスを重視して、比較的手頃な値段で提供されることが多いとされています。

デザイン・機能

ランドセルの値段は、デザインや機能によっても大きく変動します。複雑なデザインや装飾が施された製品はそれだけ手間がかかるため、値段も高くなりがちです。

また、背負いやすさを向上させるフィット感や、安全性を考慮した素材の使用、収納などの機能性が充実しているなどのポイントも、値段を左右する要因となります。

ランドセルを選ぶ際のポイントとは?

ランドセルを選ぶ際には、値段も重要ですが、それ以外のポイントもしっかりとチェックする必要があります。ここからはランドセルを選ぶ際に見るべきポイントについて解説していきます。

それぞれついて詳しく見ていきましょう。

予算

ランドセルを選ぶ際には、当然費用面は非常に重要です。なんとなくランドセル選びを始めるのではなく、あらかじめ予算を設定し、その範囲内で無理のない選択をすることが大切です。予算に収まる中で、素材やデザイン、機能性、アフターフォローなど、必要な条件を満たすランドセルを選ぶようにすると良いでしょう。

子どもの好み

ランドセル選びでは、お子さまの好みを尊重することも大切です。一方、好みは成長とともに変化するため、長期的な視点も必要といえます。低学年には喜ばれるデザインも、高学年になると好みが変わる可能性があります。

そのため、飽きのこないデザインやカラーのランドセルを選んでおくと安心です。

ランドセル選びで後悔しないための色選びのポイントとは?

ランドセル選びは子どもにとって特別な瞬間ですが、色選びに悩む親御様も多いのではないでしょうか。 子どもが気に入る色を選びつつ、長く使えるデザインや周囲との調和も考慮することが大切です。この記事では、ランドセル選びで後悔しないための色選びのポイントをご紹介します。 ランドセルの色選びで失敗しやすい理由…

耐久性

耐久性もランドセル選びの重要なポイントです。6年間の使用に耐える素材や構造のものを選ぶことが大切といえます。

一般的に、人工皮革は水や汚れに強くお手入れが簡単なのが特徴です。一方、天然皮革は耐久性には優れていますが、水に弱い傾向があります。

また、縫製や補強部分の仕上がりも耐久性に影響を与えるため、細部までしっかりと確認しておきましょう。

アフターサービス

ランドセルは、6年間使っているうちに修理が必要となる場合もあります。そのため、保証や修理対応などのアフターサービスが充実しているかも、ランドセル選びにおいては大切なポイントです。

サービスの内容はメーカーや販売店によって異なるため、購入前にチェックしておいた方が良いでしょう。

値段以外の要素も加味してランドセルを選ぼう

ここまで、ランドセルの平均価格や値段別の特徴、選び方などについて詳しく見てきました

素材やデザイン、ブランドなどによって価格が左右されるランドセル。予算に収まる範囲内で、バランスの取れた製品を選ぶことが大切です。こちらの記事でご紹介した内容を参考に、お子さまが6年間安心して使えるランドセルを見つけてみてください。

2026年ご入学者向けカタログ請求